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自転車:日本の旅 16 宮崎、熊本ほか(宇土-清和村-阿蘇)

      

       

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前日の夕方から雨が降り始め、食事を終えた頃から雷も鳴り出しました。一晩中、光り、地面が震えました。 ボクたちはカサをさしてシャワー室まで行くことができず、午前2時、雷雨がおさまらないことを知るまで、汗と睡魔と闘ったのです。そして、朝。高原には虹がかかっていました。今年最後のテントの夜でした。

 

         

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1997.8.19.(wed) 井無田高原キャンプ場(熊本県清和村)キャンプ場に到着した時にはすでに霧雨に包まれていました。利用客はほとんどなく、家族客でしょうかワゴン車が一、二台。管理のおじさんが「今夜は荒れるから、あの小屋を使いなさい」と言ってくれました。小屋に扉は無かったけれど40〜50cmくらいの高さの床があり、そこでテントを張りました。食事を終えた頃から雨脚と雷が激しくなりました。たった数百メートル、天に近づいただけと言うのに、雷は想像を絶するほどに激しくなります。怖くて身動きできませんでした。どうやらあちこちに落ちているようでした。数十メートル先にあるシャワー室まで行くのも命がけ。結局、シャワーに命をかける勇気はありませんでした。
【井無田高原キャンプ場】阿蘇外輪山の南裾野に位置するキャンプ場。松林に囲まれた静かな場所です。また、敷地内には池があり、釣りもできます。バーベキューコンロも持ち込めるので本格的なアウトドア料理も可能です。
営業時間:4月~9月 9:00~17:00 要予約詳しくはお問い合わせ下さい。
所在地:〒861-3832  熊本県上益城郡山都町井無田1382 TEL.0967-82-3210
交通アクセス:(1)九州自動車道御船I.Cから車で(九州自動車道御船ICから国道445号・218号を通って約70分)

http://www.jalan.net/kankou/spt_43446ca3430055486/

 

         

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1997.8.19.(wed) 井無田高原キャンプ場(熊本県清和村)キャンプ場にある小屋。雷雨は夜通し続きました。明け方にようやく収まりました。自転車旅行の朝は5時起きです。少しばかりまどろんだところで、あの騒ぎが…。アヒルさんたちが小屋の中で運動会。

 

 

 

         

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雷雨が去ると急に速く青空が広がりました。まるで飴とムチのようです。ボクはいい日になることを予感していました。思ったとおり何事もなく外輪山の清北峠を超えることができました。そして今まで見ることができなかった阿蘇の山々を見ることができたのです。興奮が必要以上のシャッターを切らせました。そして、下ったいったのです。カーブをいくつか曲がったところでそれを見たのです。道路は半分近くが崩れおち、土砂で埋もれていたのです。

 

 

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1997.8.19.(wed) 井無田高原キャンプ場(熊本県清和村)山の天気は変わりやすいと言いますが。朝食の用意をしているまにみるみる空が明るくなりました。すると、体中にエネルギーが蘇ります。こういう時、人間も自然の一部なんだと実感します。

 

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前夜が大雨だったこともあり崖崩れが心配でした。その日の難所、清水峠までの道路の状態はさしたる事はなく、峠道を登る事に専念できました。少し、尾根道と思われる平坦な道をゆくと、また少し登りました。そこが頂上でした。そこから、うねった下り道が見え、全身に緊張が走りました。このような峠道は登りよりも下りの方が疲れるし危険だからです。

 

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一方、その先に広がる眺望に目をみはりました。右手は白水村でしょうか。光り射す平野に緊張が緩みました。里に下ればおいしい飲み物が口にできます。意を決して、危険な峠道をゆっくりと登りのような速度で下りはじめたのです。

 

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若い仲間は先に下っていました。いくつかのカーブを曲がった所からのり子の歩く姿が見えました。「もう、休憩?」と思いました。が、「道がありません!」と彼女は大声でそう言いました。何が起きているのかが理解できるのに少しの時間が必要でした。そして、それに思い至った時、目の前の「崖崩れ」が目に入りました。

 

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一瞬、せっかく登って来た道を引き返そうかと思いました。自転車の旅は危険と隣り合わせです。少しぐらい何とかなるといった「惜しみ」が命取りになることを知っています。だから、一日の行程を増やして回り道をしようかと考えたのです。その時、一台のカブ(本田のカブ)を見つけました。近くにおじさんがいました。下から登って来たのだと分かりました。カブが登れるなら自転車だって、と思い。下る事を決めました。そのうち、人の声も聞こえてきました。大声で、道路の状態を確かめると下は大丈夫そうでした。自転車の荷解きをして、バケツリレーのように荷物を一個ずつ、土砂の上を渡して行ったのです。ふり返ると、土砂で道の2/3ほどが削り取られていました。

 

 

 

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